東松島の町カフェ『ル・ニ・リロンデール』

公開日:2017/12/22　
最終更新日:2021/02/26
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僕は今日、石巻駅から約20分のところにある陸前小野という駅に来た。今日の目的、東松島にあるカフェ『ル・ニ・リロンデール』というところに行くためだ。とは言え初めの東松島だ、どんなところかワクワクと不安のどちらもある状態… そんな中、駅についた僕はこの風景を見てなぜか懐かしくなった。地元に似た風景でもなかったのに前に来たような気がしてしまった。

陸前小野駅、降りると素晴らしい風景が迎えてくれる

そこから約15分くらい歩いて行くと住宅街の中にお店が見えてきた。

住宅街にお店が突然と現れる

看板もあるし、間違いないと思い、いざお店の中へ

かわいいロゴ、お店の雰囲気を想像させる

お店の中へ入るとそこはとても暖かい空間があり、ゆったりとしていた。

お店の中では手作りパンなども販売している

僕はかねてから食べたかったクロックムッシュを注文した。クロックムッシュはまるでアニメの世界のような食べ物で、僕は胸が高鳴った。

チーズがたっぷり乗ったクロックムッシュ

写真で見るよりも実際はチーズがたっぷり乗っていて、僕はこれを食べられることに最大の幸せを感じた。いざ食べてみるとふわふわのソースとトロトロのチーズ、そしてカリッとしたトーストが同じタイミングで口の中に飛び込んで来た。そして気づいたら、僕のクロックムッシュはもうなくなってしまっていた。なぜこのような素敵なカフェをオープンしたのかをオーナーの横山さんに聞いたみた。横山さんは東松島の出身で大学を卒業後、東京で働いていた。その時に東日本大震災が起きた。横山さんは地元で何かをしたいと感じ、この『ル・ニ・リロンデール』を始めた。この『ル・ニ・リロンデール』はツバメの巣という意味で、この街にいる人やこの街から旅立っていった人たちが巣に戻ってこれるような場所を作りたいという意味で名付けたという。