8月6日(土)、7日(日)の2日間に渡って行われた、第99回川開き祭り。

2020年、2021年はコロナウイルスの影響により、中止されていました。

その為、待ちに待った3年ぶりの開催です。

私も数年間石巻を離れて暮らしていたので、久しぶりにお祭りに参加します。

今までは屋台と花火目的で行っていましたが、今回初めてタイムテーブルを意識して行ってきました。

また、今回綺麗な写真を撮ることに注力していたので、見て下さっているあなたにもお祭りの雰囲気が伝わればいいなと思っています。

8月6日(土)　

8月7日(日)　 ←私が観覧したのはこちら

感染拡大防止のため、川開き祭りのホームページや冊子には、観覧する際の注意事項が記載されていました。また、会場の入り口には検温・手指消毒・参加事前登録ができるゲートが設置されるなど工夫されている中でのお祭りとなりました。

来年はマスクなしでもお祭りを楽しめたらいいですよね。。。

苦しいですもんマスク。。。

私が以前友人と川開きに行ったときは、出店がたくさん出ていて、これでもかというほど人がわんさかいました。

今回のお祭り前日にたまたま外へ出たところ、露店の準備をしているところが少なく見えたので、今年は出店があまりないのかなぁと残念に思っていました。

ですが当日外へ出てびっくり。沢山露店があるではありませんか！！！

皆さん朝早くから準備していたようです。

昼間は家族で歩いている方たちが多く、元気な子供たちの声が聞こえてきました。

最近は子供の声がめっきり減ったように感じていたので、石巻の街に明かりが灯ったようでした。

金魚すくいやぬいぐるみくじ、スーパーボールすくい、ヨーヨーすくい。

どれも懐かしいものばかりですよね。中にはメダカすくいもあって、私は初めて見た気がします。

昔から気になっていたのですが、金魚すくいした後って皆さんどうしているのでしょうか…？家に持ち帰って飼うんですかね？

私が幼いころはすくうだけすくって、親に飼えないと言われ泣く泣く川へ放流していた記憶があります…。

11時からは中心市街地で縄張神社奉納大縄引き大会が行われました。

大縄引きは仙台平野北部の新田開発に貢献した、川村孫兵衛が測量に使った縄を千石町の縄張稲荷神社に納めたことに由来しているそうです。

参加したのは10チーム。試合前から選手の士気が高まっているのを感じました。

試合が始まると沢山人が集まってきました。感染拡大防止の観点から、声援を送ることはできませんでしたが、皆さん拍手で応援していました。

私は普段、野球やサッカーなどのスポーツ観戦をしないので、皆で応援するということが新鮮でした。

優勝したのは石巻専修大学のチーム！

やはり綱引き部とあってコツをわかっているのか、あまり踏ん張っていないのに安定した強さを見せていました。皆さん体格が良くいかにも強そうでした！

私も大人になってから運動全然していないので見習って鍛えないといけませんね。。。

陸上部だったはずなのに今となっては階段でバテてます。

どのチームも本気で戦っていたので見ている側も楽しかったですし、皆さんかっこよかったです！

お昼ご飯は焼き鳥と冷やしパインを食べました。

冷やしパインって以前も300円だったっけ…と思いながら日陰で食べました。

コロナウイルスの感染防止で酒類の提供はないのかと思っていましたが、ビールや缶チューハイなども売っていました。

焼き鳥とかのおつまみ系を食べているとやっぱり飲みたくなってしまいますよね！

お祭りで食べるものは何故か美味しく感じる...これは何と言う現象なのでしょうか…

14時30分からは一皇子宮神輿が行われました。

一皇子神社は‘‘湊‘‘と呼ばれる地区にある神社で、後醍醐天皇の息子である護良親王（もりながしんのう）を祀った場所です。

気になった方は下記のサイトに詳しく載っていますので見てみてください。

超巨大ミステリー！一皇子神社

「えいさ！」「ほいさ！」と威勢のいい掛け声とともに立町通りを進行し、人々のお祭り気分を盛り上げてくれていました。

15時30分からは恒例のアクアカーニバルが行われました。

私も中学生のころ参加して、生徒みんなでソーラン節を踊った経験があります。

夏休み中何度も練習していたので、体が覚えていて今でも踊れます。

好きなデザインの法被を選んで着ていたのが懐かしいですね。

個性が出て面白いんですよ。

↑身体障がい者による美しい社交ダンス。

動きが速いのでシャッターチャンスを伺うのに精一杯でした。

個人的に一番綺麗に撮れたと思っています！

↑可愛らしいチアリーダー達のダンス。

↑石巻中学校の生徒による踊り。

16時以降からさらに人が増え始め、屋台には行列ができるほどです。

混んでいるので思うように道が進めないのも川開きならではです。

浴衣を着ている人たちも多く、より日本の夏を感じられました。

今年は浴衣を着なかったので来年は着たいですね！

19時30分からは花火大会が行われました。

今年は打ち上げ場所が内海橋下流から石巻大橋下流へ場所が変更されました。

例年の場所から少し距離があったので、花火が一回り小さく見えてしまったのがもったいないなあと思いましたが、子供から大人まで多くの人たちが美しい花火を観覧していました。

私は友人と花火を観ましたが、地面に直接座るわけにいかないので、かわまち交流センター前のベンチに座りました。

観覧の際はレジャーシートを持っていくのが、オススメです。

こうして一日目が終わり、翌日。

9時からは、開北橋下流で孫兵衛船競漕の決勝戦が行われました。

川の幅が広いのであまり迫力は感じられませんでしたが、会社の看板を背負って応援している人たちがいたので、まるでローカルテレビCMを生で見ているような気分になりました。

そして二日目の醍醐味であるパレード。

街中では10時半から小学校鼓笛隊パレードや中学生の吹奏楽部の演奏が行われ、石巻中に音色が響き渡りました。

子供の写真を撮ろうとする親が列をなしていて、子供の行進に合わせて親も移動するものですから、遊歩道のようでした。

私も鼓笛隊でピアニカを演奏していた頃がありますが、楽器が苦手だったので、タイミングに合わせて出せる音しか吹いていなかったですね。思い出すだけで恥ずかしい…

縄張神社みこしやエイサー、はねこ踊り、大漁踊りもとても見応えがありました。

今回川開きに行ってみて、改めてみんなで何かを成し遂げる喜びや人の温かさに触れることができました。来年も無事に川開き祭りが開催されることを願っています。

夏に石巻を訪れた際は、ぜひ川開き祭りに足を運んでみてください。

 

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