海街さんぽの新観光プラン「お土産付きブルーベリー狩り体験」が発売されたので、美味しいものに目がない私が早速チェック!
場所は石巻市飯野のAKAMA BB GARDEN(アカマ・ビービー・ガーデン)さん。
JR石巻駅から車で約30分、三陸自動車道河北ICからは車で約15分の場所にある。
7月某日。
絶好のブルーベリー狩り日和。
広く青い空の下、青々と育った稲が風になびく、のどかな田園風景を眺めながら進んでいくと田んぼの中に青いネットがかけられた一角を発見。
光厳寺さんを目印にすると分かりやすい。
看板に大きく「ブルーベリー」の文字が。
側道に入りブルーベリー園入り口近くに駐車。
園の中をみると平日にもかかわらず既に他のお客さんがブルーベリー狩りを楽しんでいた。
「あぁ、私のブルーベリーが…」「あぁ、どんどん食べられている…」と勝手にライバル視した先客の皆様に向けた卑しい気持ちとはやる気持ちを抑えて受付をすませ、いざ、入園!
「よっしゃ!食べるぞー!」と意気込んだものの大事なことにふと気づく、
「あれ?そもそもブルーベリー狩りってどうやるの?」
「どのブルーベリーが美味しいの?食べごろなの?」
ブルーベリーよりも「青い」ブルーベリー狩り初心者の私。
「そうだ!そんな時はスタッフの方に聞けばいいんだ!」と受付をしてくれたお兄さんに聞こうと振り返ったら、いない。
お兄さん、園の奥の方で違う作業をされている。
「ガーン…」
ブルーベリーよりも顔が「青く」なる私。
このままではどうしようもないということで、先ほどまで勝手にライバル視していた先客の方に聞くことに。
「色が濃いものが美味しいよ」と快くアドバイスを頂戴する。
「さっきまで勝手にライバル視して申し訳ありませんでした」という謝罪の気持ちも込めてお礼を言って、色の濃いブルーベリーを探す。
まだ実が色づいていない木。
まばらだが実が色づいている木。
「これだ!」と思って一粒採る。
選びに選び抜いた一粒。
記念すべき「マイ・ファースト・ブルーベリー」。
コロコロしていて可愛らしいブルーベリー。
ラブリーブルーベリー。
なんか食べるのがもったいないけど、そのまま口にスローイン!
「おいしーい!」
口の中にフルーツのほど良い酸味と甘みが広がる。
「あぁ、幸せ」と思ったのもつかの間、人間というのは恐ろしいもので一度口にしたらあとは慣れたもの、採っては食べて採っては食べと、どんどん口の中に入れしまう。
「これぞ食べ放題の醍醐味!」と楽しんでいたら、「いっぱい食べてってよ!」と後ろから元気の良い声が。
振り返るとこのブルーベリー園の持ち主の赤間さん。
すると赤間さんは私の食べ放題スタイルを見かねて「そうじゃない!こうやるのよ!」と急遽食べ放題のレッスンをしてくれることに。
赤間流ブルーベリー食べ放題の術・その1
「1粒ではなく一気に5~6粒を口に入れて食べるべし」
5粒ぐらいがちょうど良かった。
試しにやってみると、大きい果実を食べるがごとく甘味・酸味が口に広がる。
一粒を何度も何度も繰り返し食べるより、数倍満足感が得られる。
赤間流ブルーベリー食べ放題の術・その2
「木を下から覗き込むべし」
ブルーベリー狩りを楽しむお客さんが見落としがちな木の下側についている実を狙う方法。
覗いてみると食べごろのブルーベリーがいっぱい!
見事に色の濃いブルーベリーがそこに!
この方法は本当におススメですよ。
赤間流ブルーベリー食べ放題の術・その3
「色んな木のブルーベリーを楽しむべし」
好みの木を探すのも楽しい。
AKAMA BB GARDEN では20種類のブルーベリーを育てているので、木によってブルーベリーの味が違う。
色んな木をハシゴして、自分の口に合うブルーベリーを探すのも面白い。
と、ブルーベリー食べ放題のレクチャーをしていただいたのだが、いかんせんこの時期の屋外は暑い。
当日も汗が滴るように出てきた。
参加される方はご自身で飲み物の準備や帽子着用等、熱中症対策を忘れずに。
最後に、赤間流ブルーベリー食べ放題の術・その4
「体験終了した後、あっかんべーすべし」
舌がブルーベリー色になっている。
友達同士で写真を取り合うと良い思い出の一枚になるだろう。
食べてる時も食べ終わった後もハッピーになるブルーベリー狩り。
お土産付きの旅行プランは一か月間の限定商品なので是非体験してほしい。
writer ベリーグッドマン
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