野蒜~奥松島周回コース
古代に想いを馳せるマリンロード
約3キロにも及ぶ野蒜海岸の海岸線と縄文のいにしえより続く宮戸地区の浜辺をめぐりつくすコース。コースの所々で東日本大震災からの復興と自然の力の大きさを感じることになる。また、コースの途中にある大高森は「松島四大観」とも呼ばれる、松島でも屈指の絶景スポット。自然だけでなく風土の歴史のんびり感じたい人におススメ。
※電車時間は2021年4月時点での時刻を設定しています※
- ●スタート・ゴール
- JR野蒜駅
- ●レベル
- 初級
- ●距離
- 16.6 km
- ●最大勾配
- 9.3%
- ●獲得標高
- 125 m
- ●所要時間
- 2時間45分
※所要時間には休憩時間は含まれていません。
コースマップ
ツアーイメージ
スケジュール- 10:29
- 野蒜駅を下車
- 10:40
- イートプラザ 出発
野蒜駅から出発
JR野蒜駅前の奥松島イートプラザでレンタサイクルを借りて、地下連絡通路へ。ここは震災後、山を崩して高台移転地を作る過程で土砂を運ぶベルトコンベアーが敷かれていた場所。近未来的な雰囲気が旅の期待値を上げてくれる。
移動距離 0.9km
- 10:45
- 東松島市震災復興伝承館(見学) 〈20分休憩〉
震災復興伝承館で津波の脅威を知る
震災発生前にJR野蒜駅として使われていた施設、東松島市震災復興伝承館。
海岸から1キロ離れているが、人の頭の上よりはるかに高い津波が来た場所で、その爪痕が震災遺構として保存されている。
-
当時の映像が見られるシアターや実際に使われていたホームにも入ることができ(自転車では入れません)震災をより身近に感じる施設である。
移動距離 1.5km(合計 2.4km)
- 11:10
- 野蒜海岸へ
「東北の須磨」野蒜海岸を走る
伝承館から南東に走っていくと全長3キロにも及ぶ海岸線を持つ野蒜海岸に行きつく。
この付近はかつて東北の須磨と呼ばれ、海岸線の向こうに見える島々やかつての島だった奇岩が今でも走る人の目を楽しませる。
移動距離 5.4km(合計 7.8km)
- 11:45
- 大浜海岸(トイレ休憩) 〈5分休憩〉
「海」から島
宮戸地区まで走ると、奥松島の遊覧船乗り場にたどり着く。
舟でしか行けない奥松島の景勝地「嵯峨渓」は日本三大渓の一つに数えられるダイナミックな景色が見られる。
移動距離 3.6km(合計 11.4km)
-
「島」から海
陸路を走り続ければ、海に面した浜辺にたどり着く。
漁港では漁師さんたちが船作業にいそしんでいる。
- 12:00
- あおみな ランチ(休憩) 〈50分休憩〉
海苔の種類が豊富・味も文句なしの物産店
宮戸地区(宮戸島)を一周した後は遊覧船乗り場近くにある施設。あおみなに。
市内名産の海苔だけでも迷うほどラインナップがある。
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食堂でお昼ご飯
あおみなには食堂もあり、地元の食材を使ったメニューがいただける。この日は地元の味噌を使ったラーメンをいただいた。
- 12:50
- 大高森(見学) 〈50分休憩〉
松島四大観 大高森
お昼を済ませた後はプチ登山。松島四大観の一つに数えられる大高森は「壮観」と呼ばれ、登ると松島が箱庭のように一望でき、絶景スポットとして多くの人の目を楽しませている。
- 13:40
- あおみな 出発
あおみなからは来た道を走って野蒜駅へ。
移動距離 5.2km(合計 16.6km)
- 14:15
- イートプラザ 到着(レンタサイクル返却・買い物) 〈30分休憩〉
旅の発着点でゴール
レンタサイクルを返した後にここでお土産を探すのもいい。コーヒーや軽食をいただきながら電車を待とう。
- 15:22
- 野蒜駅 仙石線あおば通行乗車